銀座つむぎや「夏物セール」展示会のご案内

銀座つむぎや「夏物セール」展示会のご案内

初夏の銀座にて、涼やかな装いをご提案する「夏物セール」展示会を開催いたします。
麻、絽、紗――日本の夏を彩る逸品の数々を、涼と趣を求める皆様へ。
本年は特に、重要無形文化財「越後上布」の希少な作品を特別価格にてご紹介いたします。


【会期】

2025年6月5日(木)~15日(日)
11:00~18:00(最終日は17:00まで)

【会場】

銀座つむぎや 本店
東京都中央区銀座5丁目6番9号 FSビル3F
TEL:03-5568-1688


【特別出品】

越後上布(重要無形文化財)

常盤色絵絣の花と絣格子とび
伝統工芸士 小河正義 作
定価:800万円 → 特別価格:300万円

越後の雪が育んだ上布、その薄く儚い織りの中に、ひと夏の涼風が宿る――。
常盤色の地に咲く絵絣の花と、舞うような絣格子。
布に魂を織り込む、名匠・小河正義による一反です。

越後上布は、新潟県南魚沼地域で受け継がれてきた、苧麻(ちょま)を原料とする極めて精緻な織物です。手績みによる糸づくりから、絣括り、地機による織り、そして雪晒しまで、すべての工程を手作業で行うその技は、国の重要無形文化財に指定されています。絹にも勝るとされるその透け感と軽やかさは、盛夏でも肌に涼を届ける逸品。越後の雪と職人の息遣いが生んだ、日本の手仕事の極致ともいえる織物です。


  • 夕暮れの縁側で、風鈴の音とともに佇むとき

  • 能舞台の客席で静かに拍手を送るひととき

  • 茶席に立つ背中が、語らずとも美を伝えるとき


  • 涼やかさの中に、凛とした風情を求める方

  • 唯一無二の工芸美を身にまといたい方

  • 手仕事と文学の交差点に心惹かれる方


皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
一期一会の機会を、どうぞお見逃しなく。